介輔
介輔(かいほ、Medical Service Man)とは、第二次世界大戦後のアメリカ占領下の沖縄において認められた代用医師の制度である。医介輔(いかいほ)とも呼ばれる。
代用歯科医師の場合は、歯科介輔(しかかいほ、Dental Service Man)という。
制度の発端は、アメリカ海軍が沖縄戦終結後に極端に減少した日本人医師を補うため、旧日本軍衛生兵を始めとした医療経験のある者を医師助手(Assistant Doctor)・歯科医師助手(Assistant Dentist)として登録し、地域住民の診察行為に従事させたことがきっかけである。
後に、米国民政府が「介輔」として明文化した。
開業に当たっては僻地に限ること、抗生物質や麻酔薬を自由に使えないこと(後に制限解除)など多くの制限が加えられたが、医師不足の離島などでは歓迎された。
(Wikipedia: 介輔 )