関連病院
日本では医師数が医療機関の数に対して十分ではない。そのため、多くの病院で医師の確保が問題となっている。
そこで、ある程度の質を保証された医師を安定して確保する方法として、大学病院の医局から派遣を受けることがよく用いられる。この場合、通常の派遣業とは違い、病院は医師を直接雇用し報酬を支払う。しかし派遣した医師の交代など人事は医局側に属するのが通例である。
また、歯科医師の場合、歯学部附属大学病院から有能な専門医などを系列・関係歯科医院に派遣することがある。
このように、医師・歯科医師の人事を大学の医局に依存した病院をその医局の関連病院(かんれんびょういん)(あるいは関連医院(かんれんいいん))と呼ぶ。
(Wikipedia: 関連病院 )